練習にも最適?T4 OFFICEの卓球台性能

T4 OFFICEとは

T4 OFFICEは、オフィス用に開発された”本格的な卓球台にもなる”ユニークなテーブルです。
カッコいいデザインが非常に魅力的。

またオプションで、自分で好きなデザインができる”オリジナルデザインネット“もあります。

「せっかくなら、他とは違うかっこいい卓球台を置きたい。」

T4 OFFICEは、そのようなニーズにピッタリの卓球台です。

T4 OFFICEで練習は可能?

「練習のための卓球台として、自宅にT4 OFFICEを置きたい」とのご意見を、しばしばいただきます。

このブラックで統一されたスタイリッシュな卓球台のカッコ良さは、卓球が好きな人ならば誰もが思わず二度見してしまうでしょう。

しかし一方気になってくるのは、「ちゃんと卓球台として使える?」という疑問です。
具体的には、台のサイズ、天板の水平や歪み、球の弾み、摩擦(回転の残り具合)、実際に打ってみた感触あたりが、本格的な卓球プレーヤーとしてはシビアに気になるところ。

本記事では、「サイズ」「天板の水平や歪み」「球の弾み」について実際に計測などをしながら深堀をしていきます。

T4OFFICEのサイズ

市場には様々なサイズの卓球台が存在していますが、本格的に卓球をするなら国際規格サイズであることがマストです。

「本格的な卓球もできる」を掲げているT4 OFFICEは、国際規格サイズ【縦152.5㎝×横274.0㎝、高さ76㎝】に完璧に準拠しています。

また天板の厚さ25mmという点も、わかる人にはわかる重要なポイント。

天板の厚さ≒卓球台の質“といっても過言ではないほど天板の厚さは正義であり、購入検討比較をする上で卓球プレーヤーが最も重視するところの1つです。

卓球台界の傾向として、どのメーカーもエントリークラスやミドルクラスの卓球台には板厚18mm~22mm、最上級クラスの卓球台には板厚25mmを採用しています。

天板の厚さ25㎜の持つ意味が、とても大きいことがわかります。

天板の水平や歪み

球がバウンドする天板上面は、歪みがなく水平である必要があります。

ではここで、弊社のT4 OFFICEの一角を水平器で測ってみましょう。

わずかに気泡が右へ寄っているため、少しだけ右側が上がっていることがわかります。

このような時は、T4 OFFICEのそれぞれの足に備わっているアジャスターで調節を行います。

アジャスターを回して、水平を微調整できます。

普段は目立たないようにデザインされています。

調節の際は、台を軽く持ち上げる役とアジャスターを回す役の2人で行うのが理想です。
一発でピッタリ合わせることはなかなか難しいので、様子を見ながら少しずつ調節をしていきます。

綺麗に水平が取れました。
同様に、台のすべての場所で水平になるよう各脚のアジャスターを調節をして完了です。


全ての場所で水平が出せたため、天板の歪みもないことがわかりました。
これで、正確性を求められるサーブなども万全の体制で練習できます。

一度調整すれば、基本的には水平は崩れません。

球の弾みを計測

台の弾みは、卓球台の品質を左右する大きな要素です。

ちなみに国際基準は、「30cmの高さから落としたときに卓球台上のどこででも23cm以上弾む」となっています。

ではさっそく、弊社に設置してあるT4 OFFICEで実際に弾みを測定してみます。

測定方法

まずは今回の計測のために、一定の高さから球を落として弾みを測定する装置「弾み測る君」を作成いたしました。

弾み測る君

30㎝から落下

45㎝から落下

弾み測る君は、30㎝と45㎝の高さからボールを落としたときの第一バウンドの頂点の高さを測定できます。(ビデオカメラで撮影し、後でコマ送りしながら計測します。目線の高さによる誤差ができるだけ出ないよう、かなり遠くから望遠レンズで撮影するのもポイントです。)

この弾み測る君を使い、以下のレギュレーションで測定を行います。

①異なる3種類のスリースター、それぞれ「ボールA」「ボールB」「ボールC」を使用します。
②3種類のスリースターをそれぞれ30㎝と45㎝の高さから3回ずつ落とし、平均値をとります。
③上記を、台の9カ所(下記の図)で行います。
④比較として、弊社に設置してある卓球台Aと社員自宅に設置してある卓球台Bで、同様の実験を行います。(AとBはそれぞれ別メーカー、どちらも板厚25㎜)

台の弾みは、【床】【温度】【湿度】【ボールの材質】など様々な外的要因の影響を受けます。また、精密な手法による実験ではないため、あくまで参考値としてお考え下さい。

測定結果

結果は、下記の通りとなりました。

【結果の詳細】

全体の平均T4 OFFICE卓球台A卓球台B
30㎝から落下24.2cm24.2cm23.8cm
45㎝から落下35.3cm35.2cm34.7cm

全体の平均を見てみると、T4 OFFICEは同じく弊社に設置してある卓球台Aと非常に近い弾みということがわかりました。
卓球台Bが僅かに反発力が弱いのは、設置個所(戸建てのリビングにホームセンターで購入した滑りにくいマットを敷いている)の影響があるかもしれません。

また詳細を見てみると、T4 OFFICEは中心部(場所⑤)だけほんのわずかに弾みが強いですが、いずれの場所も平均±3㎜の範囲に収まっており、十分に弾みは均一と言えるでしょう。
卓球台Aや卓球台Bの弾みの均一性も平均±3㎜なので、反発力の均一性は同等と言えるでしょう。

卓球台Aも卓球台Bも、天板の厚さ25㎜のかなり良い台です。
それと比べても全く遜色のない結果となり、T4O FFICEは卓球台としても非常に完成度が高いことがわかりました。。

まとめ

今回の検証では、T4 OFFICEの本格的な卓球台に比肩する高いポテンシャルを垣間見ることができました。
卓球台としてT4 OFFICEのご購入を検討している方の参考材料に、少しでもなれれば幸いでございます。

精密な手法による実験ではないため、あくまで参考としてお考え下さい。
また台の弾みは、【床】【温度】【湿度】【ボールの材質】など様々な外的要因の影響を受けるので、設置場所によっては今回の検証と同様の結果にならない場合もございます。

“摩擦(回転の残り具合)”や”実際に打ってみた感触”なども、また今後検証していければと思います。

他にも、当ブログではT4 OFFICEの情報を多数公開しております。
ご興味があれば、是非ご覧くださいませ。

T4 OFFICEの詳しいスペックなどは、こちらからご覧いただけます。